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NO:23-2014

緩和医療委員会の活動報告

特定非営利活動法人
日本放射線腫瘍学研究機構 JROSG
会員各位

謹啓 向暑の候、皆様におかれましてはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。また、平素より格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。下記の通り、緩和医療委員会の活動をご報告いたします。

【緩和医療委員会委員の紹介】

委員長:鹿間直人(埼玉医科大学国際医療センター)
委員 :荒木則雄(独立行政法人国立病院機構京都医療センター)、内田伸恵(鳥取県立中央病院)、小杉崇(藤枝市立総合病院)、斉藤哲雄(熊本大学医学部附属病院)、多湖正夫(帝京大学医学部附属溝口病院)、田中修(社団医療法人厚生会木沢記念病院)、戸成綾子(杏林大学医学部付属病院)、永倉久泰(KKR札幌医療センター)、中村直樹(聖路加国際病院)、野崎美和子(獨協医科大学越谷病院)、野村邦紀(富山大学附属病院)、原田英幸(静岡がんセンター)、山田和成(聖隷三方原病院)、和田仁(宮城県立がんセンター)

【活動状況報告】

方向性:悪性腫瘍における緩和医療において、放射線治療の担うべき役割は大きいとされます。様々な癌腫の骨転移や脳転移を始め、症状緩和や生活の質の改善を目指した医療のレベル向上を図るべく、新たなエビデンスを構築することを目指しています。

進行中の前向き試験:現在、JROSG11-1(腎癌骨転移に対する放射線治療とゾレドロン酸併用療法の臨床第Ⅱ相試験)が進行中です。放射線感受性の低い腎臓癌に対し、低侵襲の治療を開発するため、ゾレドロン酸と外部照射の併用療法の有効性を探索的な研究を進めています。

これまでの活動成果:様々な癌腫の骨転移に対し、国内でどのような線量スケジュールが採用しているかを把握するためアンケート調査を施行しました。多数のランダム化比較試験で有効性と安全性が示されている単回照射が予想以上に低いことが判明しました。一概に海外に比較し遅れている状況とは言えませんが、患者さんの状態によってはもう少し用いられて良いスケジュールと考えています。
(論文)
Nakamura N, Shikama N, Wada H, Harada H, Nozaki M, Nagakura H, Tago M, Oguchi M, Uchida N. Patterns of Practice in Palliative Radiotherapy for Painful Bone Metastases: A Survey in Japan. Int J Radiat Oncol Biol Phys 2012; 83, e177-20.
 

今後の活動

現時点ではコンセプト作成作業に進んでいるプロトコールはありませんが、骨転移の他、他部位の緩和的照射に関して検討を進めていきたいと考えています。

以上

こちらの報告内容は、JROSGホームページ内の部位別専門委員会のページでもご確認いただけます。今後ともJROSGの活動へご指導、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

謹白

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