会員ページ

所属、メールアドレス等に変更があった方はログイン後、変更届画面から、登録内容を変更してください

NO:31-2015

JROSG乳腺腫瘍委員会活動報告

特定非営利活動法人
日本放射線腫瘍学研究機構JROSG
会員各位

謹啓 時下の候、皆様におかれましては、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
また、平素より格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
下記の通り、乳腺腫瘍委員会の活動をご報告いたします。

【乳腺腫瘍委員会】

委 員 長:唐澤久美子(東京女子医科大学)
副委員長:相部則博(京都府立医科大学)
委  員:青木昌彦(弘前大学)、赤羽佳子(自治医科大学さいたま医療センター)、小川恭弘(加古川医療センター)、淡河恵津世(久留米大学)、金森修一(近畿大学)、河守次郎(聖路加国際病院)、齋藤アンネ優子(順天堂浦安病院)、白石憲史郎(東京大学)、関根 広(東京慈恵会医科大学第三病院)、立入誠司(京都市立病院)、山内智香子(滋賀県立成人病センター)、吉村通央(京都大学)

【活動状況・今後の活動予定】

*現在計画中の臨床試験

  1. 乳房温存術後の乳房およびリンパ領域照射の照射方法についての調査研究
    JROSG乳腺腫瘍グループとして相部副委員長を研究代表者としてJASTRO班研究に応募し採択された。
    全乳房、腋窩、鎖骨上窩、胸骨傍リンパ節領域照射に関する、照射範囲や治療技術などの詳細な調査を行い、全乳房照射法の標準化、high tangent field の定義とその照射野の標準化へと繋げる。
    現在、研究代表者の施設の倫理委員会で審議中であり、承認後に全国の放射線治療施設に対してアンケートへの協力を要請する予定である。
  2. 乳房切除術後照射(PMRT)における寡分割照射法の前向き臨床試験
    乳房切除術後照射(PMRT)でも寡分割照射は温存乳房照射同様に患者の負担軽減に有効と考えられる。アジア原子力協力フォーラム(FNCA)の放射線治療プロジェクトが一昨年より行っている寡分割PMRTの研究プロトコール(患側胸壁+リンパ領域 43.2Gy/16回)に準じたプロトコール治療を行い、充分な安全性と有効性を有するかを評価する臨床試験を準備中である。
  3. 乳房切除後の再建乳房に対する放射線療法の安全性に関する前向き臨床試験
    乳房インプラントが保険適用となって後、乳癌に対する乳房切除術後の乳房再建が注目されている。そこで、乳房インプラントあるいは自家組織での再建乳房に対するプロトコール治療(胸壁±リンパ領域 50Gy)が、充分な安全性と有効性を有するかを評価する臨床試験を企画したが、再建乳房に対する放射線療法適応例は依然少なく、試験の施行を断念した。

以上
 

こちらの報告内容は、JROSGホームページ内の部位別専門委員会のページでもご確認いただけます。
今後ともJROSGの活動へご指導、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

謹白
 

戻る